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親指のタッチ

 他の指の爪の形にいく前に親指のタッチについて考えます。
「親指の位置」のところで述べたように右手の手の甲は回転しないようにします。aの指を弦に対して出来るだけ直角に保ちながら親指を低音弦にセットしてみて下さい。ここで図1のように深めにタッチすると爪は最後まで弦に触れることなく柔らかな音色となり、図2のように浅めに、ちょうど肉と爪の境目辺りにタッチすると爪の一部を弦が通過し明瞭な音色となります。弦は、まず図のaの部分に接しその直後bにも同時に触れながらcに抜けます。これが親指のタッチの基本形で、必要に応じて図1の柔らかな音色を混ぜるのが良いでしょう。

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