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私達の目的
 九州の片田舎で、マンドリンとギターを心から愛する数名によって手探りで始められたこのクラブも、現在では30名近くの団員を抱える大所帯となりました。年齢職業ともに様々で、全くの初心者から泣く子も黙る猛者までとてもバラエティーにとんでいます。そうなりますと、音楽的な向上はもちろんのこととして、それ以上にクラブ員相互の交友こそが団の結束、ひいてはアンサンブルの充実に繋がるものと考えています。音楽する愉しみをどうすれば全員が味わうことができるか。それが大きな課題であり、目的でもあります。


楽団の編成
 Mandolin....8名 / Mandola....3名
 Guitar....11名 
 Flute....1名 / Keyboard....1名        他に休部者1名

 御覧のようにMandolinに比べGuitarの数が多くてバランス的には難しいのですが、これは入部希望者の意向に沿ったもので、あえてコンバートはしておりません。今後、Mandolin希望者が増えることを期待しておりますが現状ではなかなか難しいようです。   (2004年11月現在)
練習日-第1、3土曜日夜 7:30〜10:00

   写真です..練習風景1練習風景2練習風景3練習風景4


現在の活動
 一年を通じての主な行事は「部内発表会」「大分県マンドリンフェスティバル」そして「定期演奏会」です。「部内発表会」は毎年3月頃を予定しており、事前にアミダ籤で当った人との二重奏を中心に独奏その他思い思いの趣向で楽しみます。基本的には舞台度胸を養うことを目的としています。「大分県マンドリンフェスティバル」は7月に行われるため、秋の「定期演奏会」に向かって練習中の数曲を披露することになっています。あ、猛暑を乗り切るためにこの時期「がんばろう会」というビアパーティーが開かれるのを忘れていました。さて、秋の「定期演奏会」ですが、独奏・重奏・小編成、ポピュラー系合奏、マンドリンオリジナルを含むステージの三部構成になっています。ポピュラー系では毎年違ったジャンルの曲を数曲まとめて演奏します。今年はカルメン組曲でした。また、演奏会では皆で歌える曲も数曲用意しており楽しんで頂いています。最後に美味しい酒を飲むためにも全員一致して作り上げていかなければなりません。それ以外に個別に持ち込まれるコンサート依頼が毎年数件あり、呼ばれればどこにでも飛んで行きたいなと思っています。


第10回定期演奏会
 第10回定期演奏会が10月26日午後2時30分から宇佐市ウサノピア小ホールにて開催されました。今年も沢山の方々に足を運んで頂き、大いに盛り上がりました。
 第一部「独奏・重奏・小編成」ではトップバッターとして我がクラブの指揮者2名によるギター二重奏で、プホールの「タンゴ・ミロンガ・フィナーレ」が演奏され、難しい曲ながら見事にまとめ上げていました。続いて昨年と同じ奏者によるフルートとギターの二重奏「アルルの女」では、ギターのアルペジオとフルートの優しいメロディーが絡み合い、うっとりとする時間が流れました。次はマンドリンとギターの二重奏で「日曜はダメよ」「オリーブの首飾り」。軽快なリズムと楽しい旋律に、聴衆の皆さんも身体を揺らしながら楽しんでいました。最後はギター合奏で「トロイカ」と「夜霧のしのび逢い」を演奏し万雷の拍手を浴びました
 第ニ部はマンドリン合奏で、我が団のテーマソングともいえる「歌えバンバン」で元気よく幕を開け、続いて「南蛮渡来」、映画音楽から「ひまわり」と「慕情」。最後におなじみの名旋律のメドレーで「四季の歌」を演奏し、来場した皆様もマンドリン合奏の美しさを充分に味わっていました。
 第三部はビゼーの「カルメン組曲」から「前奏曲」「アラゴネーズ」「間奏曲」「ハバネラ」「闘牛士」を演奏しましたが、太鼓やタンバリンも入り、暗く重たい情景から熱狂的な行進曲までカルメンの世界を見事に歌い上げました。
 鳴り止まぬ拍手に答えてのアンコールは「百万本のバラ」でしたが、演奏途中、私達のほとんどが感極まり、涙を隠すのに必死でした。こんな演奏会は初めてだと後で語り合ったものでした。

 一年の活動の内には様々な問題や課題も多数ありますが、再び皆様の喜びの声を聞けますよう活動していきたいと思っております。御声援ありがとうございました。

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とにかく楽しく活動していくこと、それが私達の最大の目的。

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