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削り方その2

 さて次に、爪の生え際をなだらかにします。爪を手の平側から見た時に指先のような滑らかなカーブを描くように、角張っている部分を少しずつ削り落とします。これは、弦に対して少し斜めにタッチした時に、よりスムーズに弦が抜けるようにするためです。柔らかな音色のためには必要な作業だと思います。この時、親指で触ってみて、指と爪のつけ根との間に段ができていないことを確認して下さい。これで一通り爪の整形は完了しましたが、より滑らかな抜けのために最後に爪の断面部分を磨き上げましょう。この時は、削れすぎないように使い古したツルツルの紙やすりを用いるのが良いでしょう。

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