g-tec-title.jpg


to painting menu
親指の爪

 さてそれでは親指の爪の形を見てみましょう。指の形に沿って普通に伸ばした状態が図1。一見良さそうですが、4〜6弦は金属の巻線なのでこれではノイズが出てしまいますし、後述する親指特有の奏法も爪が弦に引っ掛かってしまうので出来ません。そこで図2のようにしてノイズや引っ掛かりの原因となっている部分を削り落とします。赤い点線部分にヤスリを置いて赤い部分が直線になるようにします。この時の状態を上から見たのが図3です。ここで大事なことは爪のつけ根部分の肉と爪の境目がなだらかであることです。段差が出来てしまうと弦が爪に衝突してしまいノイズの元になります。そして、図3の赤い部分が必要以上に爪の内側に寄らないように気をつけて下さい。このことはとても微妙な問題なので弾いて確かめながら削るようにしてくださいね。削り過ぎてからでは遅すぎますので。

inserted by FC2 system