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チータ

 手元に2葉の写真があります。先生から頂いたチータの写真です。少し上目づかいにこちらを見る眼が何ともいじらしくて、低く唸る声が今でも聞こえてきそうです。一枚は先生のスナップ写真の隅に添えて額に入れてあります。いつでも一緒の二人でしたから。

 動物好きの人はたくさんいますし、ペットを家族のように可愛がっている人も大勢いると思いますが、先生のそれは通常の動物に対する愛情とは少し違っていたように思います。私達には入り込めない強い信頼関係がありましたね。そのチータのことを少し書きましょう。


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